今日１２月２９日は誕生日でした。
４８歳になりました。
だんだんと自分の年齢が答えられな
くなります。
聞かれる事が減るからでしょうか？
年末で世間は休みモードなので大体
は忘れ去られます。
自分自身でも年末の慌ただしさに紛
れ誕生日を忘れるくらいですから仕
方がありません。
主人の存命中は忘れる事もなく、奮
発して美味しい食事などして過ごし
ていましたが、今はただひとつ歳を
とったなぁ。。と感じるだけです。
主人は４６歳直前に亡くなりました。
何の前触れもなく。
だから何となく自分も４６歳を迎え
られないんじゃないかと漠然と思っ
ていました。
私が４６歳を迎える年の夏。事故に
遭い骨折しました。
その時は、何故死ななかったのだろ
うかと、正直思いました。
死にたいと思っていた訳でもないけ
ど、生きたいとも思ってなかったか
らです。でも生きて４６歳の誕生日
を迎えました。
リハビリも始まったばかりで思うよ
うに行かない毎日。動かす度に痛む
足。うつ状態にもなりました。
足に入ったままのボルトの影響では
ないかと判断して、抜く手術をしま
した。
結果すっかり痛みがなくなり、リハ
ビリも捗りました。
ほぼ普通に、痛みもなく歩けるよう
になった時、本当に嬉しくて、その
時、大袈裟かもしれないけど、生き
ていて良かったと思い、生きる勇気
みたいなものが湧いてきた気がしま
した。
大変な経験も何かしらの役に立った
り、気付きになるのかもしれないな
あ。。などとしみじみ感じた事を思
い出しました。
彼の生きられなかった時間。私はも
う少し生きてみるね。
そんな風に感じた誕生日でした。
