40歳の頃からめまいに悩まされてきた。
その前は常に貧血で、立ちくらみはしょっちゅうだったけど、貧血がなくなって楽になったと感じたのも束の間、違う形でめまいの頻度が増えた。
一番の原因は自律神経の乱れ。最初はそれもわからず、脳なのか耳なのかと不安が増して、そのストレスがまた自律神経の乱れに繋がる、という悪循環だった。
不安を抑える薬で大体は治まってはいたのだけど、40代後半からは更年期の影響もあったのか、それまでの薬だけでは対処できない事も増え、身体の色んな所に不調が現れた。
更年期が終わるまでずっとこんな苦しい状態なのか?と半ば諦めていたのだけど、最近ようやく光が見えて来た。
まずは更年期障害に効く漢方を処方してもらうようになったのが良かった。毎日めまいに悩まされるという事がなくなったからか、精神状態も安定した。
それでも月に何回かはユラユラと酔っ払っているようなめまいがして、一週間くらい続く日もあった。
元々、寒暖差や季節の変わり目は辛くなりやすかったけど、どうもそれだけではない気がしていた。
今年の初め、寒波が来る頃に酷いめまいに襲われ、その時に、
もしかして天候が影響しているのかも?
と思い始めた。
それからはめまいが酷い日の天候を注視するようになった。
結果、めまいが酷くなる時は漏れなく低気圧が近づいていて、後から天候は荒れていた。
かかりつけ医に、
どうも天候が荒れる前が辛い気がします
そう伝えた所、別の漢方を処方された。
体内の水分代謝を調節する「五苓散」である。
以前から水分代謝が悪い体質かな?とは思っていて、でもそれがめまいに繋がるとは思っていなかったから目から鱗である。
めまいが全くなくなったと言う訳ではないけど、酷い状態が長く続く事はなくなった。
ちょっと調べてみたら、
低気圧が近づく↓
体内の水分のバランスが乱れる↓
体内に余分な水分が溜まる↓
*自律神経が乱れる→めまい・だるさ
*血管が拡張する →頭痛
こんな仕組みらしい。
昨日の夕方めまいに襲われた。案の定、夜から低気圧で天候が荒れだした。今日は嘘みたいにめまいなし。
恐るべし低気圧。