今日も暑いですが、梅雨明けしたことを実感しています。
陽が出ていない時間、日陰は過ごしやすいです。だいぶ身体も慣れてきたのかもしれませんが。
白山は残雪がほとんどなく、白くなくなって、もはや黒山。雲は夏雲らしくモクモク、空は真っ青。夏ですね!
昨日で一年の半分。
6月30日は晦日。大晦日の半分の時期だからそう呼ぶらしく、実家から晦日菓子なるものをいただきました。暑気払いの慣習らしいですが、初めて知りました。
晦日に夏の大祓いとして神社などに行く人もいるようで、季節季節の習わしを丁寧にされている人達を尊敬します。きっと福を呼び込んでいるに違いない。
さて、今日は7月1日。
色んな○○開きの日でした。
白山は夏山開き。今朝はご来光が見られたようです。
プール開きもありました。ニュースでは子供達が楽しそうに泳いでいる姿が見られました。
そしてなんと言っても、石川県といえば氷室開き。
冬の雪を氷室と呼ばれる貯蔵庫に保管して、7月1日にその氷室を開けます。中の雪は氷になってます。
江戸時代には加賀藩がこの氷を徳川家に届けていたんですよね。
氷室の日には、石川県では氷室饅頭なるものを食べます。酒饅頭みたいなものですが、7月1日前後にはこの饅頭が巷に溢れかえりますし、めっちゃ売れます。
見かけると、あ〜氷室の日かー!なんて思って自分でもつい買い求めますが、人からも沢山もらいます。
縁起物なんですよね。
皆んなこれ食べて暑い夏を乗り切りましょうね!みたいな(笑)。
店によって味や食感などはマチマチですが、美味しい店のものは、ふっくらした皮と、ほんのり酒の香りがして、あっさり食べられます。
夏山もプールも氷室も、いつの時代も皆んな色々工夫して、夏を少しでも快適に過ごそうとしているんだなって、そんなことを実感した日でした。