石川県立美術館で開催されている日展ー金沢展に行かないか、と友人からのお誘いがあり行ってきました。
私にしては珍しく早起きな休日。友人の迎えの車に乗り金沢まで小一時間。開館時間ぴったりに到着しました。
たまに美術館には行きますが、自分のペースで観たいので普段はひとりで行くことが多いです。
美術鑑賞が好きな人同士でも、ジーッと観たいもの、さっと通り過ぎるもの、個人の好みは色々です。
お互いそんな相手のペースや好みを気にしないなら気遣いなく作品に集中できます。今日一緒に出掛けた友人はそんな一人です。
日展は石川県では毎年行われる訳ではないので貴重です。いい機会をもらえて良かった。
で、沢山の作品を鑑賞しての感想。
松崎十郎氏の「海へ」が素晴らしかった。
http://www.iai-artgallery.com/akiten/new%20nitten/8th%20nitten%202021%2010_29/8th-no1/index.htm
どの作品がどの賞だとか予備知識なく観たのですが、一番惹きつけられる作品でした。改めて確認すると内閣総理大臣賞とあったので、納得です。
絵画を始め、書や彫刻などかなりの作品を堪能し、石川県立美術館を後にしました。
外に出ると近くには博物館が複数あります。
そのうちのひとつ。国立工芸館。
国立工芸館は2020年に東京にあった東京国立近代美術館工芸館が金沢に移転したものです。
折角なのでこちらへも立ち寄ります。
現在は陶芸品の展示会を開催していました。
伝統技法を受け継ぎつつ、新しい感性や技術を取り入れた作品の数々。こちらでもまたまた堪能。
美術館、工芸館と巡り、お昼少し前。
歩き疲れた感じはありつつも、まだまだ時間はたっぷり。
すぐ近くには日本三名園のひとつの兼六園があります。またまた折角なので立ち寄ることに。
向かう途中に神社があります。
兼六園は金曜から今日まで無料開放。百万石まつりだからかな?。
石川県民は普段から土日は無料なんですけど、無料開放の日は誰もチェックしないので、散策気分で歩けます。
お馴染みの?徽軫灯籠(ことじとうろう)です。
兼六園は雪吊りや桜の季節が有名のようですが、新緑の今の季節もいいですし、やはり季節ごとに味わいがあります。
個人的には、兼六園には石川県らしい曇り空が似合っていて、その味わいを引き立てていると思っています。
杜若も綺麗でした。
あんころで小腹を満たします。棒茶がよく合います。
金沢城はただただ綺麗なお城。大して面白さはないです(笑)。
ここまでで三時間くらい歩きっぱなし。
そろそろ疲れが。。ということで金沢散策は終了。
帰り道、友人のオススメのイタリアンのお店でランチです。
沢山歩いたのでお腹はペコペコ(笑)。
前菜もデザートも美味しかったけど、帆立と岩海苔のパスタが最高でした。
今日は目の保養いっぱい。
お腹もいっぱい。
足の疲れもいっぱい笑笑。
盛り沢山でした!!
明日筋肉痛だろうなぁ。。