今日、とある集まりに行って来ました
毎月ある集まりです
自分の肌について考え、お手入れの復習をしたりします
堅苦しい集まりではなく、皆んなの肌を褒め合い(笑)、和気あいあいとしています
毎回自己紹介があって、お題もあります
今回はコロナの扱いやマスクの扱いが変わったらどんなことをしたいか?でした
私はこの三年、石川に帰省できずにいた県外の友人に会いたいと話しました
他の方も似たような話が多かったですが、中でも、ある公立病院で働いている看護師長さんの話が胸に響きました
紹介します
私達の職業はコロナ禍では特に制限が多かった
だけど、コロナ禍で改めて学んだこともあって、会える時に会いたい人に会っておかないといけないと思った
腰を骨折して入院しているお婆ちゃんがいて、今日その旦那さんが亡くなったと知らせを受けた
そのお婆ちゃんは、私が家に居なかったからこんなに早くじいちゃん(旦那さん)が亡くなってしまったんだ、何でこんなタイミングで自分は骨折したんだと、とても悔やんでいた
今でも入院患者の外出は基本許可されていないけど、私はどうしてもお婆ちゃんを旦那さんに会わせてあげたい
そう思って病院にかけあった
幸い許可が出て、お婆ちゃんに付き添い自宅に連れて行った
お婆ちゃんは旦那さんに触れて、
じいちゃんあったかい
今までありがとう
幸せだったよっ
そう言っている姿を見て、本当に良かったと思った
お婆ちゃんがこのまま旦那さんに会わずに居たらこの後どうなっていただろうかと考えたら、会わせることができて良かった
やっぱりいつか、いつでもと考えているうちに会えないまで終わることもある
自分も含め、会える時に会っておかないと、と改めて思った
少しずつ、そんなふうに柔軟に対応が出来るようになってきて嬉しい
看護師に限らず、医療従事者は常に生死の狭間で冷静でなければならず、そうあれる人でなければ務まらないと思います
だけど、それだけの資質を持っていたとしても、私達と同じように、いやそれ以上に人としての心も持っています
この三年間が、様々な制限によりその心も閉じ込めてこなければならなかった三年でもあったと考えると長い、とても苦しい三年だったであろうことは想像に難くありません
軽視してはいけないけど、少しでも彼らの心の負担が和らぐ方向に進んでいくものであって欲しいと思います
師長さんの話をもうひとつ
最近看護師三年目の子と面談したそうです
その子から、コロナ禍の病院しか知らないと言われてハッとしたそうです
完全にコロナ禍前に戻るとは思えないけど、コロナ禍の状態が当たり前ではない
これからのフォローが大事だ
そう思ったそうです
責任ある立場を任されるだけあって、視野が広い!と感心しました
真剣な話もあってしんみりした場面もあった集まりでしたが、最後はいつも通り大爆笑で終わりました(笑)
最初に話が戻りますが、肌のこと
肌に触れることは大事なことです
皮脳同根という考えがあって、皮膚と脳は繋がっているから、自分で自分の皮膚に優しく触れて褒めてあげるといいらしいです
自分だけでなく、人の肌に触れることも同じように大事
お婆ちゃんも、最期に旦那さんに触れられて良かったって、看護師長さんも言ってました
身近な人の肌に是非触れてみてください^_^