今日は氷見まで夫の墓参りへ行って来た
と、
言いたかったけど、結果としては挫折した
夜から寒気が入るから気圧が不安定になる
ここ数日もその影響でめまいや腹痛があって体調は微妙だった
だから今日も無理かも?と考えていたけど、朝から思いのほか体調が良かった
天気もいいから、今日は行ける!
そう思ったから、お花も用意して早速出掛けた
夜までは気圧も不安定ではない様子だと確認した
お墓参りだけでなく、義両親にも顔を見せなくてはと考えながらも、これまで体調と予定が空くタイミングが合わず中々行けなかった
ようやく行ける
そう思ったけど、やっぱり無理だった
高速に乗ってしばらく経った頃、不安感が出始めて身体が緊張してきた
いつも以上に緊張感が出る
それは私だけではないはずだけど、私はその緊張感がきっかけで不安感がでてしまう
パニック障害は10年程前に発症した
きっかけはめまいだった
薬で改善したけど、ある時運転中にめまいがして、帰れなくなって以来運転が怖くなった
ただ、パニック障害発症後、夫が亡くなり、辛いことがさらに辛いことで上書きされたのだろうか、パニック障害の症状は落ち着いていた
現在も過呼吸とか手足が震えるとか、強い症状は出ないくらいにはなっている
運転も一時期克服ができていて、氷見へも頻繁に行っていた
だけど、更年期の影響かめまいが常態化した頃に運転中にまためまいが発症した影響で、帰れなくなった
仕事に行く距離程度なら、帰れないかも?という不安が起きても、気持ちを強く持ってなんとか帰ることができるのだけど、ある程度の距離や時間が必要な運転は、帰れない!と不安が強まる
だから、余程体調がいい日でなければ、そもそも出掛けなくなっている
本当は、暴露療法として苦手な場所や状況に向かっていけば良くなっていく
実際、最初に運転を克服した時はそうだった
でも今は勇気が足りない
それで今日、あっ?マズイかも?と感じてから、とりあえず一番近いPAに滑り込んだ
薬を飲んで、戻るかそのまま向かうかを考えた
薬が効いて気持ちが落ち着いてきたので、まずは一旦高速を降りようと意を決して高速に戻った
運転を再開して、これなら行けそうかな?と思ったけど、まだ目的地まで半分しか来ていない
高速はそれまでより遥かに規制が多く、対面通行やトンネルの連続で、帰り道もそれは同じ
落ち着いて来たとは言え帰りを考えたら、無理が上回ってしまった
そして一番近いICで降りた
既に県は跨いでいて、聞き馴染みはある市だったけど、初めて降りた地
でも一般道というだけで、気持ちは楽になる
田舎町だったから尚更
ちょっと車を停めよう、と思っても停められる
それでも初めての土地だから、どっちに向かえば帰れるかわからずナビに頼る
知らない土地だけどナビに沿って運転するうちに、見覚えのある地域に出た
(ナビありがとう)
ホッとしたけど、まだ自宅までは1時間弱かかる距離
それでも、少し緊張しながらも再び高速に乗った
帰れそうという安心感が増したからだと思う
ようやくいつも乗り降りするICに着き、心底安堵した
そして、帰り道にあるいつも行く海に寄った
いいお天気なのに。。
氷見海岸も立山連峰も久しぶり見たかった。。
綺麗だったろうなあ。。
波の音を聴きながら、色々思い巡らしながら、弱くて挫折した自分に怒りが沸き、情け無くなった
だけど、どうしようもなかった
どうしようもなかったことをいつまでも引きずっていては、もっとどうしようもない
今日は久しぶりに高速も乗れたし、県も跨げた
とりあえず、少しは前進したからと許してあげたいと思う
またちょっとずつ距離を延ばして行こう
ところで、朝は大丈夫だと確認したはずの気圧が、帰った後でみると、大丈夫じゃなかった(笑)
だから、仕方がない
行く日じゃなかったんだな
ということにして、またまた許してあげよう(笑)