確定申告書の提出開始となり、本日無事に提出しました
一年の締め括りを実感しています
そんな今日はいいお天気
風景の中に緑も増えて来て
雑草を見ても愛おしい気持ちになります
また天気は崩れるみたいですが、まあそれも良しとしたくなるような日になりました
嫌なこと、面倒なことはいつかやらなければならないなら、早め早めがモットーです
そんな確定申告ですが
私は個人事業主でありますが、来年度からは消費税申告もすることになります
売上自体は免税事業者なのですが、仕事を請け負っている会社との関係もあり、インボイス制度開始に合わせて消費税申告事業者となることを選択しました
よく巷では免税事業者は消費税貰っているのに納めないなんて!、益税で得している!なんて批判も多いです
しかし、まあ、得をしている人もいる可能性はありますが、ほとんどの免税事業者規模の会社や個人事業主は、消費税抜きみたいな金額で収入を得ているから、得している所は少ないんじゃないかなあ
取引先から消費税を別途キチンと受け取っているなら、益税でしょうけどね
かく言う私の収入も、今まで曖昧にされてました
お客様からは当然税込で頂きますが、丸々請負元に渡って、こちらに入ってくる時は税抜売上価格に一定のパーセンテージを掛けた金額です
明細を見ても消費税の明記なし
消費税を貰っているなんて考える方が無理
それでもインボイスの話が出たら
税込で払っていた認識なんです
なんてのたまう(笑)
いやいや、それはどう考えても無理あるわ〜
しかも、請負元はこちらに支払ってる分は消費税払っているという経理処理してるから、むしろ今までは請負元が消費税を過剰に控除してるよね?
って、怒り心頭(笑)
まあでも、今度からは消費税プラスして支払うということだったので、貰うならちゃんと納めるのが当然なので、消費税申告事業者となりました
消費税分を当たり前に貰えるなら、インボイスはそれはそれで正しい制度で、世の中の取引が明確になっていいとは思っています
私は前職で税理士事務所に10年以上勤めていて、法人税法、所得税法、消費税法、相続税法と、諸々学び、個人はもちろん法人の決算書も作っていました
だから私は自分自身で申告することに難しさを感じることはないけど、そんな知識がない人にとって消費税申告事業者になることはかなりハードルが高い
新たに税理士報酬が発生したり、会計ソフトを導入したりと、仮に今まで消費税をプラスして貰ってない人が貰えるようになったとしても、むしろマイナスなんじゃ?と考えるのも無理はない
ましてや、これからも消費税分貰えないままなら尚更無理!ってなる
だから、消費税申告事業者にならない人も多いだろうし、そこを責めることも難しい
ただ、今回インボイス対応していない事業者は事業存続が難しくなってくる人も増えると思っています
私みたいな小規模事業でも、経費にしたい支出があるとして、その相手がインボイス対応していないなら、その会社やお店を使わなくなっています
そういう選択が世の中の企業では増えていきます
企業が贈答用にお花や菓子折りを買うにしても、インボイス対応しているお店を選択するはずです
インボイス対応しない事業者は余程の売り、そこにしかないとか、その人にしかできない、そんなものがないと厳しそうです
今はまだ、色々経過措置があってインボイス対応していない取引先への支払いも柔軟に対応できていますが、経過措置がなくなればその辺りもシビアになりそうです
まあ、インボイスがいつまで続くか?という疑問も少しあるけど(笑)
それより、真面目に年末調整で申告したり確定申告している人ばかり大変になるのではなく、そもそも収入があっても申告していない人が世の中には沢山いるので、そういうのをまず何とかして欲しい
それは政治家だけじゃない
いっぱいいるから
毎年確定申告が終わると、そのことにモヤっとします(笑)